派遣から正社員になったけど辞めた話

3カ所目の職場では、短期派遣(2ヶ月更新)の仕事で9ヶ月ほど勤務していた。その職場で正社員になりたいと思っていた俺は「上司に正社員になりたいのですが・・・」と何回も話した。しかし、正社員になれそうな見込みはなかった。

 

 

そんなことをしているうちに違う派遣会社に登録していたとこから電話が入った。

派遣会社「現在の状態の確認のために電話しました」

俺   「現在の職場では正社員になれそうにない。だから正社員になれそうな派遣の仕事はありますか?」

派遣会社「ありますよ」

聞いてみるものだ。

面接を無事終え、合格をもらった俺は、今いる職場の上司に辞めることをすぐに伝え、次の職場で働くことにした。

 

 

この記事では「4カ所目の職場」について書いていこうと思う

どんな会社?どんな業種?

この会社は大企業のグループ会社。職場は工場なので製造業だった。この工場では紙やすりとか、地面に敷いてある滑り止め製品を製造している会社だった。

 

紙やすりってどうやって作るの?

  • 接着剤
  • 砥石

簡単に言うと紙やすりはこの3つからできている。

 

 

俺たちが工作で使っている紙やすりは使いやすいように切られたものだ。使いやすく切られる前の状態は大きなロール状になっている。しかも一本のロールの長さは最大4キロメートルある。俺たちがよく使うロール状の代表と言えばトイレットペーパー、その長さはだいたい100メートルくらいだろう。工場で扱う物はスケールが全然違う。

 

接着剤

紙の上に接着剤を塗っていく

 

砥石

紙やすりのザラザラの元。砂のような状態になっている。

数字が小さいと荒い紙やすり(24番~2500番)数字が大きいと細かい紙やすり

 

 

接着剤がついたところに砂のような砥石が乗る。砂みたいなので、乗るというより雪が積もる感じ。乾燥させたり、使いやすいように加工すれば紙やすりの完成。滑り止めの製品もだいたい同じような物でできている。

 

俺は砥石の管理をしていた。機械の中に、砥石を投入したり、砥石の数の確認などだ。この職場ではフォークリフトと玉掛けが必要だったが、違う職場で取得していたので、それもあって採用されやすかったのだろう。

 

 

この仕事の良かったところ

機械が製品を作ってくれるので、材料が減ってきたら、それを投入するだけだったので、なれてくると、早く自分の仕事を終わらせることができて、多少時間の余裕をつくることができた。

 

この仕事の悪かったところ

室内だったが、環境はとても悪かった。古い工場なので、設備全てが古く、手作業が多かった。よく工場は同じ事の繰り返しだと言うが、この会社は手作業が多かったので、体力が必要だった。重い物は20キロくらいあったので、腰も辛かった。そして夏は暑く、冬は寒かった。前職も工場だったが、比較的キレイな工場だったので、労働環境はそれほど苦痛ではなかった。

 

この仕事についてのまとめ

工場と言っても、新しい工場と古い工場でこんなにも労働環境が違うのかと思った。もし工場の仕事を選ぶときは、工場の社内を見学させてもらえるのであれば、した方がいいと思う。新しい職場なら、設備も整っていて、良い環境で働けるから。

 

給料は?(派遣社員の条件)

時給1300円

前職と同じ時給だったが、この会社では夜勤があったので、前職の給料よりは多かった

(残業時間の時給は25%増し、夜10時~朝5時までの仕事も25%増しの時給になる)

 

正社員になるまでにやったこと

とにかく言われたことをやっていただけ。派遣の立場なのに「それは違います」とか「こうしたほうがいいんじゃないのですか?」のような意見はなるべく言わないようにしていた。そしてもう一つ重要なことは、上の立場の人に「正社員になりたいです」とハッキリ伝えることだ。そうしなければ、自分の意思や考えが伝わらない

 

 

のちに不眠症などで苦しむことになるのだが、この時はまだ大丈夫だったし、給料もよかったので、正社員になりたいと思っていた。言われたことだけをやっている人の場合、イエスマン過ぎて使えないと判断されることもあるが、俺がいた工場の上司にはイエスマンが通用するだろうなという判断をした。そしてなにより「正社員になりたい」ということを相手に伝えることが大切だと思う。見られ方が変わる。

 

 

そんなこんなで6ヶ月後には正社員になることができたのだった。

 

 

正社員の給料は?

この会社は残業と夜勤をするから給料が高かった。夜勤ができなくなって昼勤だけの職場にいったとき、そして残業が全くなかったときの給料は手取りで16万円くらいだった

 

夜勤があった部署では、2交代制だった。

 

昼勤

朝8時~17時までが基本で2時間残業がほぼ強制。19時まで働いた後に、夜勤組と交代

休憩65分

 

夜勤

19時から翌朝6時までが基本だが、こちらも2時間残業がほぼ強制。朝8時に昼勤と交代

休憩185分

 

この会社で働いたときの給料明細

 

派遣と正社員、給料はどっちがよかった?

断然正社員!!給料をもらう上一番考えなければならない部分は「月収」ではなく「年収」だ。正社員なら年に2回のボーナスがある。ボーナスがあるだけで、派遣社員と正社員の年収には雲泥の差がつくだろう。

 

 

 

派遣社員の方がいいという人がたまにいるのだが、どこを見て派遣の方がいいと考えているのか?俺にはよくわからない。一生働くつもりならば、正社員の方が良い。

 

途中で辞める計画があったり、やりたいことがあって一時的にお金が欲しいのであれば、話は別だが。残業をたくさんした月にたまたま派遣の方が月収が高くなったとしても、正社員には「ボーナス」と「今後の仕事が安定的に確保されている」この2つがある。会社が危なくなったら、まず派遣社員が切られる可能性の方が高い。全てを総合的に考えれば正社員の方が良いのはわかるだろう

 

 

年間休日は?

たしか120日くらいだった

 

 

有給は?

有給もしっかりあったが、休むと変な雰囲気になるのは感じた

 

 

職場の雰囲気は?

昼勤務と夜勤務があるので、2班にわかれていた。俺はこの当時20代だったが、この職場は平均年齢が高くて、俺が下から2番目の若さの年齢だった。まだ新入社員の頃に俺は2班の人たち全員と話した。この2班のお互いの共通ワードが「反対の班のやつらがしっかりやらないからだ」という言葉だった。

 

それぞれ担当場所が決まっていたのだが、担当が曖昧な場所などで起こった失敗の責任のなすりつけあいがヒドかった。そして違う部署同士もお互い悪口を言い合っていたのがすごく目立っていた。人間関係で悩む俺だが、この職場では更に悩んでいた。

 

 

あまりにもヒドイ人間の集まりだった

「名古屋大学出身」「良い役職」についていた「40代前半の上司」がいたのだが、その人が、事務所の女性にセクハラをしていた事件が発生した。

 

 

先にも言ったように、この会社は大企業のグループ会社なので、事務所の女性は大企業の窓口に相談した。これによって名古屋大学出身のセクハラ上司は注意を受けた。ヘタしたらクビになるのかも・・・と思った人もいたはずだ

 

 

しかし解雇には至らなかった。社長は彼を反省させるために、自分の監視下において仕事をさせた。そのおかげで「俺は社長の側近だ」といわんばかりの態度になっていた。全く反省にならないことを社長はさせていた。もちろん彼は社長の前では媚びを売る態度だから社長は、彼の本心には気付いていなかったのだ。

 

 

この会社の社長は、自分の前で媚びを売る態度の人間が大好きな社長だった。というか自分の行ったとおりに動いてくれる社員が可愛くて仕方が無かったのだろう。しかし、そんな性格だったおかげで、社長の周りにいる人たちは媚び売りが得意な人間ばかり。媚び売りが得意でも仕事は全くやらない職場ばかりだった。

 

 

大企業のグループ会社だったのだが、上から下まで人としてどうかしている会社だった。

 

 

こんな職場なのになぜ正社員になった?

それは夜勤によって給料が良かったこと。とりあえずお金がなかったので正社員として働いて、お金を貯めることを目標にしていた。そしてやりたいことも特になかった。

 

 

この頃はまだまだ迷走していた時期だった。もう20代後半なのに、どの職場にいても苦しかった。だからずっと俺がダメなんだと思いながら働いていた。人に文句ばかり言ってしまうし、もしかしたら俺が協調性がないだけ?こんなヒドイ職場だったのだが、やはり失敗だらけだった自分が悪い気がしてしょうがなかった。

 

(この職場にいた頃の気持ちを書いた記事)

 

 

夜勤を続けていたが不眠症になってしまう

一度は我慢して仕事をやっていこうと思っていたのだが、「職場の人間関係」と「夜勤仕事」により、俺の体力はドンドン削られていく。夜勤のおかげで給料がよかったという理由で選んだ職場だが、夜勤が体に合わず、不眠症になり、抑うつ状態になる。夜勤ができなくなったので、昼勤だけの職場へいくことになった。

 

 

給料が減額!!生活が厳しくなる

夜勤の給料にはとても満足していたのだが、体が不健康になってしまったら意味が無い。ということで給料が減ることを理解しながら昼勤のみの部署へ行くことになった。「もっと節約をしなければ」そう思いながら、生活をしていたが、それでも厳しかった。節約生活へのストレスやお金が少ないことの不安によって、食生活も乱れ、コンビニでの甘いスイーツを爆買いするなど、生活もどんどん悪い方向へといってしまった。

 

 

もっと良い環境を求めて転職を考える

お金もなく、この先ずっとこの不安を抱えていくくらいなら、転職した方が良い方向に行くかも知れない!と思い、この会社を辞めることを決意した。

 

 

まとめ

派遣から正社員になりたいと思い、選んだ職場であったが、我慢して働いてしまうと、心も体も不健康になってしまう。この先長い人生を考えたら、転職を積極的にして自分に合いそうな職場を探し続けた方がいいだろうと俺は思った。

 

 

世間では「転職が多いヤツはすぐ辞めそうだから採用しない」「ダメなヤツだ」みたいなことを言われるけど、一回きりの人生なんだから自分が思った通りの行動をした方が、最終的には良い結果になるだろう。

 

 

今はブラック企業が蔓延している世の中だから、人の出入りも激しい。相手の会社も人材を選んでいる余裕はないだろう。だからこの先はもっと転職する人が増える時代だと俺は考えている。

 

 

同じことをずっと続けている人には一流の人間もいるが、なかには同じ職場にずっとダラダラ機械のように働いて、つまらない人生を過ごしている人もいる。どっちも同じ事を続けている人だが、中身は全然違う。普通の人間がよく簡単に辞めてはいけないとか、石の上にも3年とか言ってるけど、それを鵜呑みにしていたらチャンスを逃してしまう可能性がある。

 

 

特に20代であれば、若さがある。若さは武器だ!若いというだけで企業は欲しがる。このチャンスを生かして良い企業に出会えたらいいよな!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA