初めての不動産営業が厳しい。入社3日目で一人立ち

これは俺が無職になる直前に勤めていた会社の話だ

 

今までは

①ゴミ収集車のドライバー

②制御版制作

③工場(派遣)

④工場(派遣から正社員)

このような職歴だ。そして5カ所目の職種は営業。今までとは全く関係ない職種を選んだ

 

なぜ営業を選んだ?

今まで体を使う仕事を選んできたが、これから年を取っていくことを考えると、体力仕事だと限界があると思ったからだ。体力仕事が一番活躍できるのは20代。30代40代と年を重ねていくと、体力は落ちていく。そして体のケアも今以上に必要だ。

 

年齢を重ねていた俺は、体のことを考えたら体力仕事は厳しそうだと思い、今までやったことのない営業に挑戦することにした

 

 

そしてもう一つの理由としては、営業には資格が必要ないと言うこと。営業に必要なのはコミュニケーション能力。相手と会話できる人が最低条件だ。

 

中には接客系が苦手だという人もいるだろうが、ほとんどの人は相手と会話ができるはずだ。だから過去の経歴が現場関係の仕事でも、いきなり営業に挑戦することができる

 

 

おそらく企業は面接の段階で最低限のコミュニケーション能力を見ているはずだ。だから面接で受かることができた人なら、ひとまず営業をするコミュニケーション能力があるということ。勘違いして欲しくないことは、これは決して簡単にできるという意味ではない

 

最低限のレベルがあれば営業の仕事には受かるだろうということ。仕事をしてうまくいくかいかないかは、やってみないとわからないし、最初は緊張して上手に行かない人でも、慣れてくれば、だんだんと楽しくなってくるようなパターンもある

 

まぁとにかくやってみようという挑戦をしてみたのだ。そして、選んだ業界が「不動産業界」だ。俺が入社した会社はハウスメーカーだ。ハウスメーカーは見ての通り、住友林業とか積和ハウスとか家を売っている業種のこと

 

 

3ヶ月で辞めてしまった

最初に結論をいうと俺は、試用期間の3ヶ月で会社を辞めることになった。しかし、これは営業が無理だと思って辞めたわけではない。会社の社員と気が合わなくて、社長に辞めてくれと言われたからだ

 

なにがあったの?

今回入社した会社の従業員数は3人しかいなかった。このうち、社長、40後半の社員のK(もちろん社長との信頼は抜群にある)そして事務の女性が一人、この3人の中に全く未経験の俺が入社した。この3人を見るとわかるだろうが、俺はこのKから仕事を教えてもらう以外道はない。しかしこのKとの相性が悪かった

 

そして社長も「なぜKの言うことが聞けない?Kの言うことが聞けないのなら辞めてくれ」と言われてた。この状況を考えたら当たり前だよな。前の職場がイヤで早く次の仕事に行きたい気持ちが先行しすぎてしまった。そして以前少数人数の会社に入社して失敗している。にも関わらずまた入社してしまったのだから。もっと冷静でいるべきだった

 

仕事はどうやって覚えようとしたのか?

営業にはマニュアルがない。最終的には自分という人柄や営業マンとしてのスキルが必要だ。しかし、そうなるまでには時間も経験も必要になるだろう。

この会社で教えてもらったことは、まず最初の2日間はKについて営業を見た。この2日間では大体の考えていることを言われてノートにメモした。

 

そして3日目には、不動産屋にいって土地を探してくれば良い。といって不動産屋の名簿を渡された。名簿に載っている不動産業者をひたすら訪問するだけだった。ということで入社して3日目には1人で不動産屋へ訪問するという状態だった。

 

俺も初めてだったので、これが普通なのか無茶なのかがわからない。だからあとは自分で行って覚えていくしかないか・・・と思って続けていった。

 

最初は全部断られる

不動産は一発の売り上げが大きい

 

 

だから土地を買いに来たとしても「こんな初心者みたいなやつに土地を紹介できるか!」という考えなのだと思う。ほとんど相手にされない。不動産屋の頭の中にはすでに、この人に売ろう!という人が決まっている場合もある。

 

 

だから余計に相手にされない。でも「こういう業界なんだ」と割り切れば、断られるのも仕方ないかなとは思う。だから断られること関してはそこまでイヤだとは感じなかった。

 

 

なんでも最初はそうなのだろう。同期とかがいて、最初に自分が成果を出したいと思っていたら焦るだろうが、俺は一人だったからそんなプレッシャーより、自分のことだけを考えることができた。

 

 

土地を探したあとに家を建てて売るまでがハウスメーカーの流れだ。土地探しは仕事中にやって、休みの日は家を売っている営業マンを直接見に行くことで、なんとなくだが営業ってこうなんだなって思えてきた

 

 

 

休日に家を買いに行くフリをした

ハウスメーカーの営業マンってどうやって営業しているのか?その方法を知るためには、自分がお客さんとしていけば、他の営業マンを観察することができる

 

ということで、休みの日は家の展示場に行って営業を見に行くことにした。もちろん家を買うつもりは全くないのだが、正解がない営業だからこそ、いろいろな営業マンを見るための方法としては自分がお客さんになって接客を受けるのが一番イイと思う。

 

自分がイイと思った営業マン、悪いと思った営業マンの特徴を洗い出して、自分の型を作っていくしかない

 

 

不動産の営業マンの特徴

3ヶ月と短い期間しか働かなかったのだが、そんな中見つけた不動産営業マンの営業方法を教える

まずは来た人に自由に見学させる

家を見に来た人はまずは家の中をじっくり見たいはず。俺も数件買いに行くフリをして見たが、新しい家には悪いところよりも良いとこに目が行く。そうすると頭の中で想像をする。「ここの部屋はどう使う?」「ここにどんな家具を置く?」まずは相手に楽しんでもらうこと。この時はお客さんの後ろについていき、相手をしっかり観察する。そして何気ない会話などで相手の情報を聞き出す

 

いろいろ質問する

不動産の営業で重要なのは「お客さんが本当に家を買える人なのか?」だ。家を買いに来る人はほとんどの人が初めて。だから中には、見学には来たが、値段を聞いた途端「自分には買えないんだ」と思ってしまう人もいるだろう

 

もちろん最初から「家の値段はだいたいいくらくらいですからあなたには無理です」とは言わない。「ご予算はどれくらいのお考えですか?」などやんわりした質問をする

 

家を買う人はローンを組む人がほとんど。ローンは「こうすれば大丈夫ですよ」といったように買えないと思っている人を買える方向に持っていく。質問することによって相手が何を考えているのか?どういう気持ちなのか?がわかる。コミュニケーションの大事さがわかった

 

 

座って話しをする

営業を意識してからわかるようになったこと。金額が大きい取引をする商売はイスに座ることが多い。家以外にも車とか、ペットショップとかにもイスとテーブルが用意されている

 

 

不動産の場合も金額が大きいから、相手が本当に買える人なのか?買う気があるのか?相手を観察することができる。そしてお客さん側も一回座るとすぐに動こうとは思わない。よって会話をしやすくなる

 

 

更にこの時、アンケートを机の上に準備する。アンケートにはお客さんの心理が出る

 

 

アンケートが雑に書いてあれば、この人本当に買う気なのかな?と思うだろう。もちろんわからないから空欄にするという人もいるだろう。そういった場合は、こちらから質問してみることもできる。上記でも言ったように、初めて家を買う人は費用がどれくらいかかるか分からない人が多い。だから予算はどれくらい?というアンケート欄を空欄にすることもあるだろう。

 

 

そういった場合、だいたいこれくらいですよといった目安をお話しする。相手がわからないことを応えることで、営業マンの信頼もあがる

 

まとめ

営業は大変だと聞いていたが、本当に大変だった。しかし、もう一度営業に挑戦してみてもいいかなと思っている。今回退職した理由は3人しかいない会社で社長との距離が近かったから、直接社長から「辞めてくれ」と言われてしまった。

 

 

しかし、社長との距離が遠くてもう少し人数の多い会社だったら、簡単に辞めてくれと言われる事はないだろうと思う

 

 

大手不動産会社に訪問した時、新人の女性社員の人に対応してもらったことがある。この会社は「6ヶ月の間に成果が出なければ辞めてもらう」という条件だった(その女性は成果が出せず6ヶ月で辞めてしまった)。結果が出なければ辞めてもらうという会社は存在するが、それでも6ヶ月はある。その間に結果が出なければ、辞めればいい。

(労働基準法だと辞めなければいけないというルールはない。空気を読んで辞めていく人がほとんどではないだろうか)

 

 

あまり転職を重ねるとどこも雇ってくれなくなるとはいうが今は転職する人が増えている。転職する人が多いというのは企業側もある程度承知しているだろうと予想している

 

 

良い職場があればいいが、そうでなければ、転職するのは全然あり。甘いと思われるだろうけど、過去に無理して働いて体調を崩した。ある程度の我慢は必要だと思うけど健康な体だからこそ仕事ができる。バランスが大切

 

 

俺がまだ20代ならば、少しでも迷ったら転職を考える。一つの業界だけじゃなくて、色々知っていけばいい。転職する度に何か少しでもわかったことがあれば、それもスキルの一つだ。今の日本には大体400万社以上の企業がある

 

 

1回で決められることの方がおかしい

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