会社と従業員トラブル関係の情報を探していると給料未払いや残業代未払いの被害が多い。退職する時、企業からの嫌がらせによって給料を振り込まれなかった人や、未払い残業代がある人。もらえると思っていたものがもらえなかった時はとても悔しい。そんなことがないように労働基準監督署や弁護士がいる。しかし証拠がなければ第三者も動きたくても動けない。給料や残業代が未払いになってしまう場合に備えて、自分が仕事をしたという「証拠の残し方」を紹介する
目次
タイムカードの種類
1.デジタル
コンピュータで管理されているデジタルのタイムカード、カードをかざすだけで出勤退勤の管理ができる。
2.アナログ
機械を通すと表示されている時刻がタイムカードに記載されるタイプ
3.手書きタイプ
Excelなどで作られたタイムカードで、自分で手書きで時刻を書き込み
タイムカードがない!違反じゃないの?
タイムカードは管理が便利という利点でどこの企業も使っている。しかし小さい企業はタイムカードがない会社もある。タイムカード管理は義務ではない。タイムカードがなくても、違反ではない
証拠の集め方
1.コピーを取る(手書きやアナログタイムカードの場合)
コピーをとれば、タイムカードと全く同じ証拠が残る。万が一給料が振り込まれなくても、会社規定のタイムカードのコピーがあれば証拠となる。コピーができにくそうだったら、スマホのカメラで写真を撮ればOK。スマホのカメラで撮る時の注意点としては、しっかり文字が見えるように撮ること。文字が見えなかったり、見えにくければ意味がない。デジタルのタイムカードの会社の場合だが、デジタルのタイムカードだとコピーができない。そんな時にも、スマホのカメラ使った簡単な方法を教える
2.写メを取る
デジタルの場合、企業側がすべて管理しているので自分では証拠は残せないと思うが、出勤する時と退勤する時に「時刻と日付が表示されている会社にある機械」を自分のスマホで写真を撮る。そうすれば、会社にいる証明があなたのスマホの写真に残る。タイムカードを押す機械などに時刻が表示されていれば、その機械をスマホで撮ればOK。万が一企業が給料を払わなかったり、残業代が少なかった時に、証拠として使える。タイムカードがない企業だったとしても、あなたがいつの何時にどこにいるのかが証拠で残せる。制服姿の自分も同時に映すことで更に信憑性が増す。スマホの写真には日時と時刻も同時に記録が残る。自分がいつどこにいるのかが写真だけで証拠が残る。
(位置情報を設定して会社で写真をとれば、位置情報の証拠もカメラに残るよ)
3.会社のパソコンから自分のスマホにメールする
事務職で、会社のパソコンが使える人ならこのやり方がいい。会社のパソコンを使っているということは会社にいるということ。出勤した時間と退勤する時間にメールを残しておけば、その時間に会社にいることを証明することができる。
給料公開している記事「過去約7年分の給料明細の記事」
とにかく証拠を残せ!!
会社が給料を払わないと言ってきたり、最後の給料が振り込まれていなかった時、証拠を持っていることを伝えれば、第三者に伝える前に事が片付く。それでも給料を払わなかった場合は、証拠をもって労働基準監督署に行けば監督署や弁護士も動きやすい。
証拠もなしに「給料を払ってくれないからなんとかしてくれ」では助けようがない。職場の人達と仲が良くても、会社の上層部の人達はヒドイ人たちかもしれない。だから証拠は絶対にとっておくべき。
一つのやり方だけでは信憑性が薄い可能性もあるので、今回紹介した証拠の集め方を「複数活用」して証拠の信憑性を高めよう。監督署や弁護士にも少ない証拠でも動いてくれる人と動いてくれない人がいる。、弁護士や監督署が動きやすいように、とにかくたくさんの証拠を集めよう。退職を決めた日からは証拠残しだけを意識すれば良い。会社は、辞めていく人に対して、冷たい対応をする人もいる。だから、退職前の一ヶ月だけ出勤退勤の証拠を持っておいた方がいい。辞める社員に対して嫌がらせをしてくる企業は結構多いと俺は思っている。
そうでなければ、パワハラという言葉も生まれていない。大人になっても嫌がらせやいじめは存在する。そこで嫌がらせを受けたまま終わってしまうのは悔しい。「奥さん」や「お子さん」など、自分にも守るものがあるはずだ。決まりを守って仕事をした人にはお金をもらう権利がある。個人と団体では勝ち目がない。ならば、証拠を残して第三者機関を味方に付けて戦おう。
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